またもや一変した日常

2月6日のトルコ・シリア大地震で死者5万人以上、行方不明者多数、犠牲者は更に増えている・・・という報道を見て、震えの止まらないいたたまれない気持ちになりました。

私は巣ごもりで毎日作品を編み続けていた疲労に加え、ロシアによるウクライナ侵攻から1年以上経っても終わりの見えない戦争の状況が相重なり、どうすることもできない自分への苛立ちとストレスからか、左耳が突然聞こえなくなってしまいました。いわゆる突発性難聴です。

私の様子を察した8歳の孫が心配しながら「おばあちゃんの推しの伊東純也(日本サッカー代表)の顔を思い浮かべて、楽しいことだけ考えていれば元気になれるよ。伊東純也のパネルを飾って毎日見てたらいいんじゃない?」と言ってくれました。私が「そんなパネルは持ってないよ」と答えると「3,000円なら出してあげてもいいよ。おばあちゃん、無理しないでね。」との言葉。そんな孫の優しい気持ちに救われ、なんとか元気を取り戻すことができました。

私にはこんな心の優しい孫がいる・・・悲しんでなんていられないわ!

幸いなことに耳鼻科で頂いた薬で耳の調子も回復し、やる気も十分となりました。そして急遽、予定していたウクライナ支援のバザーをトルコ・シリア大地震支援金のためのチャリティバザーに変更しよう!と思い立ち、あれこれと考えているうちにどんどん元気が湧いてきました。

昨年はウクライナの子どもたちやお年寄りの皆さんに一日も早く平和な暮らしと笑顔を取り戻してほしいという想いから、150個の帽子と支援金10万円の寄付をさせて頂きました。

※詳細は以下をクリック

ウクライナの子供たちに帽子を贈りました

今は目の前で困っている人達を助けてあげたいという気持ちから、トルコ・シリア大地震の被災地復興支援を目的としたチャリティーバザーを4月に開催する決断に至りました。

こんな私でも力になれれば・・・と毎晩遅くまで作品を編んでいると、毛糸玉ちゃん達も喜びながら「無理をせず頑張って!」と応援してくれます。よぉーし、頑張るぞぉー!

トルコ・シリア大地震の被災地復興支援を目的としたチャリティーバザーを2023年4月21日(金),22日(土)に開催いたします。

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2月に編んだ作品

鈎針編みロングセーター 棒針編みサマーセーター

ニットサロン講習会

鈎編みカーディガン 鈎編みクンストセーター